文系出身の私が、今では上流工程を担うSEに。
手厚い研修と温かい仲間が育ててくれました

学生時代は、Excelの使い方すら知らなかった

文学部で国語国文学を学んでいた、いわゆる文系出身の私。大学を卒業するまではExcelの操作すらままならない状態でした。しかし就職活動を進めていく中で、「SEは、1人でコツコツ進めながらも、最終的には仲間と力を合わせて大きなことを成し遂げる仕事」だと知りました。部活を頑張ってきた過去とも重なって、自分に向いているかもしれないと思うようになり、IT業界への志望度が急速に高まっていきました。

当社に入社するきっかけとなったのは、1day仕事体験です。仕事体験の内容が面白かっただけでなく、人事担当者の人柄に魅力を感じました。「SGシステムを選んでくれたらうれしいけど、もし合わないと感じるなら他社に行くべきだよ」と、学生の私に本音で話してくれたのを今でも覚えています。その裏表なく接してくれる雰囲気が心地よく、入社を決意しました。

実際に入社してみて驚いたのは、同期の4割程度が文系出身者だったことです。そこで一気に不安が和らぎました（笑）。入社後の研修も、まず3カ月は開発演習で、グループで1つのシステムを完成させるというものでした。その後も、私が配属された部署では実務研修が2〜3カ月、OJT研修が半年ほど続きました。つまり丸1年間も教育期間が設けられており、じっくり経験を積むことができたのです。

さらに当社には「先輩社員は積極的に若手をサポートする」という風土が根付いており、1年目の頃はほとんど付きっきりで仕事を教えてもらいました。現在はリモートワークが中心ですが、チャットや電話で気兼ねなく質問ができる雰囲気があります。どんな質問にも本当に丁寧に答えてくれるので、文系出身の方でも安心だと思います。

初めての大規模プロジェクト。完遂の達成感は、より一層高いものに

これまでの仕事で最も思い出に残っているのは、やはり前述の大規模プロジェクトです。新サーバが問題なく動作するかを検証するため、請求システムのすべての処理をテストする必要がありました。

連携しているシステムやアプリケーションが多いため、各チームとのスケジュールを合わせるのは至難の業。さらにテストを行っている間も請求システム自体は稼働しているため、「そのテストを行うことで、どの部署のどんな人に影響があるか」を考えて段取りを組まなければいけません。また途中、頼りにしていた先輩が育児休業取得となり、作業を期日までに漏れなく行えるのか、不安を感じた場面もありました （余談ですが、当社には男女ともに育児休業を取りやすい環境や雰囲気があります）。

しかし最終的に、プロジェクトは無事予定どおり完了。プロジェクト全体を統括している先輩社員が相談に乗ってくれて、タスク整理や進捗の遅れを取り戻す方法の検討ができました。プロジェクト完了後も特に問題なくシステムが稼働しているのを確認できたときは、安堵と言葉にならないほどの達成感を得られました。