グループ各社の経理業務を一元的に集約・管理。
経理業務の効率化や経営分析に
チャレンジするために
「シェアードサービス」に携わり、視野を広げたかった
前職では、事業会社の経理担当者として働いていました。当社への中途入社を決めたのは、SGホールディングスグループの経理業務を集約し効率化を図る「シェアードサービス」に携わることで、これまで経験してきた経理業務に一層深い理解と知見を携ることができると考えたから。グループ内で多種多様な事業を行っている会社の経理に関わることで、私自身もスキルアップしたいと考えました。
現在は、車両事業を手がけるSGモータースと保険事業を展開する佐川アドバンスの2社を専属で担当して、各社から伝達される経理情報をとりまとめる業務に従事しています。入社から8年という期間を過ごす中で記憶に残っているのは、SGモータースが大阪の拠点で行っていた経理業務を東京に移管するという大プロジェクト。これだけ大きな業務とシステムを拠点ごと移し替えるというのはかつて経験のないことでしたが、7人の事業部の仲間や大阪から転勤してきたSGモータースの経理担当者と意見を交わしながら、力を合わせてなんとか乗り越えました。
実はこうした助け合いの文化は、当社の大きな魅力の一つです。この移管作業のみならず、事業部のメンバーは全員が同じフロアで仕事をしていて、情報やナレッジの共有が盛んに行われています。担当している企業は異なっていても共通のExcelのフォーマットやシステムを使っているケースが多いため、「リース資産の登録に詳しいあの人に相談してみよう」と、困ったときにはフォローし合える体制があります。属人化しがちな経理業務ですが、当事業部では平準化を推し進めることで、特定の社員にしか対応することができない業務というものを減らしている最中です。必要があれば他のメンバーがサポートに入ってくれる。そう思えるだけで、休暇も取得しやすくなります。ますます働きやすい環境に進化しています。
グループ各社の経営状況を把握できる醍醐味
経理業務に携わっていて気持ちがいいのは、日々の取引記録や経費精算などの数字やデータを扱う過程において、帳簿上の値がぴったりと正確に合わせることができたときです。逆に数字がなかなか合わないときには改めて表を作って集計し直すなど、工夫が必要な場面もあります。そういった毎月の業務の積み重ねとして、1年の終わりには決算というゴールを迎えます。無事に決算を終えたときには、深い安堵感と達成感に包まれるものです。
また、さまざまなグループ企業の経営の実態に触れられるのは、多角的な事業を展開するSGホールディングスグループならではの醍醐味です。「この会社は売上原価の圧縮が進んでいるようだ」「他に無駄なところはないだろうか」など、データを取り扱っているだけで経営上の課題が浮き出るように見えてくることがあります。過去には、数年前と比較して売上が飛躍的に上がっている状況があったので疑問に思い、担当する企業に直接問い合わせを行ったこともありました。すると、その企業が置かれている経営環境を直に教えてもらうことができ、一層理解が深まります。
加えて、各社の経理業務を当事業部のシステムに集約することで、それまで毎月1時間かかっていた業務がわずか10分で終えられるようになることもあります。世間でも注目度の高いDXに大きく貢献することができるという点も、大きな喜びの一つです。グループ企業の担当者から感謝の言葉をもらうことも多く、やりがいを実感できる瞬間ですね。
目指すは、数字の「その先」を見ることができる経理
近年では、当事業部で活躍するメンバーがグループ内の各社の経理へとキャリアチェンジするような動きも増えています。シェアードサービスについてのノウハウを身につけたのち、それぞれの会社が持っている固有の経理業務に深く入り込んでいくというキャリアプランが多いようです。キャリアの描き方については柔軟で、上司にも相談しやすい環境ですので、自分がなりたい像を具現化しやすい環境です。
私が目指しているのは、数字の“その先”を見ることのできる経理。経理処理によって生じた数字を使って、キャッシュフローを客観的に観察できるようになりたいと考えています。そのためには私自身も近い将来、今担当している企業の経理部門の一員となって、そこで実際に起こっている状況を一層詳細に理解できるようになりたいとも思っています。
また業務効率を抜本的に改善できた事例を申請、承認されれば、報奨金が得られる「業務改善賞」という取組があります。プロセスを評価してもらいにくい経理という業務において、私たち社員のモチベーション向上につながっています。こういった環境ですので、前月や前々月と同じ仕事を漫然と行うよりも、今月はこの点について改善を図ってみよう!と前向きに挑める方が適任です。私も日々前進していきたいと思っていますので、一緒に歩んでいきましょう。
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